はじめまして――このブログについて。

 

はじめまして。当ブログ、「sotowrite」を運営しています、ソトと申します。40歳。妻と、アンダーティーンのふたりの息子がいます。

 

メイン、というか別に、2017年7月より「ソトブログ」というブログを運営していて、こちら「sotowrite」は一応サブブログ、ということになります。

ソトブログ https://www.sotoblog.com/

「ソトブログ」の方はいわゆる雑記ブログですが、基本的には映画、本、音楽、自然観察、Chromebookなどなど、<何か、対象について書く>文章が主体になっていて、こちらでは創作(小説など)、純粋な雑文――妙な言い方ですが、そのようなものがあるとして、思いつき=「ソトブログ」や小説を書くにあたって思いついたことをノートの切れ端に書き込んで壁にピンで留めたようなもの、などを書こうと思っています。

 

たとえば上記の写真は、長年持ち腐れて手許に眠っていた、リコーGR1vというフィルムカメラで撮ったものですが、フィルムの装填時のミスで感光してしまっている(両端の赤みがそうです)のと、露出オーバーで白みが飛んでしまっています。全然「いい写真」ではありません。にもかかわらず、私にとっては大切な1枚のうちのひとつです。それが個人の経験とか記憶ということなのですが、文章を書くということ、そしてそれを読むということにおいては、(とくにクリエイティブライティングにおいては)そうした具体性、個別性がとても大切なキーになります。

 

 ――私は趣味で小説を書いているのですが、「書いているのですが」と言いつつここ2年ほど書けておらず、リハビリのようなつもりで始めたのが「ソトブログ」だったのです。しかしいざ自分でブログを始めてみると<ブログ>という世界のマナーが私が知っていたもの(というか、そう思い込んでいたもの)と随分変わっていて驚き、それとともにブログを書くことじたいが面白く、結局小説は書けないまま――現在に至っています。

 

そこでより小説を書くことに繋がるような文章を書こうと思ってこのブログを始めるわけですが、そう書くと、「そんなことより小説を書けよ」というツッコミが入りそうです。もちろんその通りなのですが、私の場合、何かネタを思いついてそれをフィクションとして組み立てていく、というより書くことを通じて、<書きながら考える何か>の方が関心があるので、そういう書き方をしていると、何か気持ちや出来事のフックがないと、なかなか書き始められないところがあって、このところ、上記の「ソトブログ」にかかりきりだったために、そういうものが生まれてこなかったのか、見過ごしてしまっていたのか。

 

ちょうど手許に、キングジムのポメラDM200という、ネットに繋がらない、テキスト執筆に特化した機器がありますので、こちらの文章は、できるかぎりそのポメラを使って書いていきたいと思います。